■ ID | 402 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | SCE法による下水汚泥中のリン化合物の存在形態評価 |
■ 著者 | 江原則夫
埼玉大学大学院 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 木持謙 埼玉県環境科学国際センター 石山高 埼玉県環境科学国際センター 高橋基之 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第39回日本水環境学会年会、平成17年3月18日 |
■ 抄録・要旨 | リンは枯渇が危惧される資源であり、日本はそのほとんどを海外からの輸入に頼っている。このため下水汚泥からのリン回収など資源再生・循環が求められている。リン除去・回収技術としては生物学的処理法や物理化学的処理法(凝集沈殿法、晶析法、溶融法)などが開発されているが、下水処理では流入下水の水質や処理規模・処理方式、さらに運転操作が異なるため、下水汚泥中のリンの存在形態は必ずしも同じではない。また、下水汚泥は初沈汚泥、余剰汚泥あるいは消化汚泥など性状が大きく異なる。したがって、リンの存在形態評価は、今後のリン回収技術の開発やリン回収効率の解析を行う上で、極めて重要なポイントになると考えられる。
本研究では、SCE法(Sequencing Chemical Extraction)による下水汚泥中のリン化合物の存在形態評価を行い、その有効性を示した。また、この手法を用いることで下水処理におけるリン化合物の動態が把握できることを指摘した。 |
■ キーワード | 下水汚泥、リン、逐次化学抽出法、存在形態評価 |
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